『出来ると信じよう』*誰でもできる成功への提案14

『できると信じても、できないと信じても、どちらも正しい』
ーーー ヘンリー・フォード ーーー(フォード自動車の創業者)



これは心強い言葉であると同時に、なかなか厳しい言葉です。

しかし、信念について詳しく見ていけば、これが本当であると
理解できるでしょう。



もう何年も前、私はサーカスの舞台裏を自由に歩き回り、
ライオン、トラ、キリンなどのサーカスの動物を間近に
見られるという、めったにできない素晴らしい経験に
恵まれました。

ただ、象の前を通り過ぎた時、何かがおかしいと思い
立ち止まりました。

あれほど大きな動物なのに、鎖にも繋がれず檻もなく、
前足にロープが結んであるだけなのです。

その気になればすぐに逃げ出せるはずなのに、象はそうしません。

なぜ逃げないのかを不思議に思い、
「なぜ、この巨大で美しい動物はただじっと立っているだけで
逃げないのか?」と、そばにいた調教師にきいてみると、
彼はこう言いました。

「それは、こいつらが子供の時から同じロープで縛ってるんです。
まだ小さいからロープだけで十分なんです。だから、大きくなっても
ロープがあれば逃げられないと思い込んでいるわけです。」

「小さいころからの習慣づけです。
逃げられないって思い込んでいるので、逃げようとしないのです。」



私たち人間も、この像と同じではないでしょうか?

かつて失敗したというだけで、絶対にできないと思い込み、
その場で足踏みしたり、尻込みしていないでしょうか?

今ならできるようになっているかもしれないのに、
新しいことに挑戦するのを避けていないでしょうか?

さらに、誰か他の人の思い込みによって、できないような気に
なっていないでしょうか?



「自分にはできない」というのは、
単なる自分の思い込みでないかを考えてみましょう。




はたしてこの象が本当に「逃げられないと思い込んでいる」
かどうかは正直、わかりません。

ただ、人間こそ。
こういう状況下に陥りやすいのは確かだと思います。

あなたは以前の「何らかの経験」による結果だけを頼りに
今在るすべてを結論付けてしまってはいないでしょうか。



今のあなたは以前の経験を持って新しい経験をしていく、
要は、「以前と同じ状態ではない」ということで、
そこからおこす行動においても「同じ結果ではない」
ということです。



あと、人の心理というか仕組みについても、少し知っておくと
必要以上に落ち込んだり自分を責めることを減らせるでしょう。

例えば安心。

これは人間の本能ですが、失敗経験からの辛さや悲しみの
記憶において、脳が「あの出来事は不快」と認識すると、
「安心を脅かされる行為は危険」となりますね。

また、「未知の出来事=判断できない=不安」ということで、
脳としては避けたい状況となりますね。

厳密には人の心理はこれほど単純な仕組みではありませんが、
まぁ、大雑把に言えばこういった作用が働き、行動を抑制
してしまいやすいところもあるのです。



人は常に変化し続けています。
それこそ、小象が大人象になるがごとく…です。

あなたは、あなたの足に遥か昔に結ばれたロープだけを
見つめて「無理だ」と思い込まないでくださいネ。




*参考書籍
「誰でもできるけれど、
ごくわずかな人しか実行していない成功の法則」
---ジム・ドノヴァンーーー

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