『自分の何を変えたいのかはっきりさせよう』*誰でもできる成功への提案9
『あなたは完璧な人にはなれないが、「完璧な自分」にならなれます。』
私は常に変化し成長し進化し磨かれてきました。
私は自分の人生は常に制作途中の絵画であると考え、
一度に少しづつではあるが、画家が絵に取り組むように
私も自分の人生に様々な色を塗ってきました。
とりあえず、自分の何を変えたいかを決めてみよう。
自分の人生で変えたいところが決まれば、成功への道を
すでに歩きだしたことになります。
人生において主要な分野は以下の6つです。
*人間関係(家族、友人、会社…etc)
*仕事
*健康
*精神、感情
*経済
*教育
それぞれの分野であなたが変えたいあるいは向上したいと思うことを
紙に書き出してみましょう。
例えば太りすぎで健康に問題があるのなら、健康の項目にそのことを書き、
収入が希望よりも少ないのであれば経済の項目に「収入を増やす」と書きます。
誰でもすべての項目に何かしら書くことになると思いますが、
それで良いのです。
すなわち、それは私たちが常に向上していることを示しているのです。
現代社会において「完璧」という言葉の響きには、正直
「少し危険要素も多いかな」と、個人的には思っています。
というのも「完璧=正解」ということになると、「何を基準に」というところが
非常に重要になってくるわけですが、そのことについてこの章ではまったく
触れられていないからです。
(そのことも、書籍を読み進めるうちに、無意識に理解することにはなるのですが)
ですので私はこういった時には「美しさ、美意識」あるいは「爽やかさ」
という言葉に置き換え捉えることにしています。
今、多くの人が「正しさ(唯一の正解)」のようなものを求め
生きていこうとするあまり、その基準の曖昧さに翻弄され、自分を見失う
生き方をしてしまっていることが多いように感じます。
しかし「美しさ、爽快感」ということであれば、それは千差万別でありながらも、
意外と多くの人の根底において共通する部分が多いので
結果、「集合体としてあながち的外れな言動にはならない」というところがあります。
しかも「自分に正直に」という、著者の推奨する内容にそった方向性にもなります。
これまでの章で語られていることを踏まえたうえで、しっかりと
「自分のハート(本心の心)にじっくりと確認しながら」
「心がスッキリとするカタチ」「心から美しいと感じるスタイル」ということが
大切になるでしょう。
「清々しいと感じる行動」とか、「美しいと満足できる在りよう」とか、
そういう感覚で生きてみる、という感じでしょうか。
それは「世間的に」あるいは「隣人、家族的に」、また「今までのあなたの常識」
とは少し違った結論になることもあり得ますが、『そここそを変えないと』
今までと同じ人生の繰り返しとなるかもしれません。
まぁ、いずれにせよこういったことは「読んでもピンとこない」ことが多いので、
とにかく「やってみて体感する」ことがあなたにとっての真実であり現実となります。
この章を実践するにあたり、
紙に書き出すには「決意・実行形(~します。)」が良いと思います。
書き出した紙を常に目につくところに貼り、いつでも眺められるようにするか、
貼っておけない状況であれば常に持ち歩き眺めるようにすると良い、というのも
成功哲学ではセオリーですね・笑。
成功哲学や宇宙の法則というジャンルにおいて最も必要な努力があるとするなら、
それは「どこまでも純粋に、どこまでも信じ続ける」ということにつきます。
「こうすれば、こうなる=こうなるから、こうする」という表面上のサイクルを
打算的に捉えてしまうと、なかなかうまく作用しないようですね。
*参考書籍
「誰でもできるけれど、
ごくわずかな人しか実行していない成功の法則」
---ジム・ドノヴァンーーー