『悪循環に陥る心の仕組み』*心に風を通す
「気にしだすと、どこまでも気になってしまう」って事、
結構多いんですよね。
とにかく、気にしても始まらないこと、どうしようもないこと、
分かっているのに、気持ちが重くなってしまうのを止められない。
そんな時は、一旦、そのスパイラルの回転をブチっと止めてみるしかない。
単純にまず深呼吸、これだけでも効果があったりします。
あと、散歩や美味しいものを食べるのもいいですし、映画やゲーム、
何か楽しい、嬉しいと思えることで気分転換することは大切です。
ただ、こういった「気分転換」もさほど効果がない人がいます。
一瞬、気が紛れたとしても、またすぐに戻ってしまう…って人、
結構多いと思うのです。
なぜ、そうなってしまうのでしょう?
それは普段からの「溜め込み具合」あるいは「溜め込み癖」と関係があります。
ネガティブな感情に陥りやすい人、なかなか抜け出せない人の特徴として、
普段からネガティブな感情を溜め込んだりそれを放置したり、
中には、わざわざ自らが保管する(生み出す)人もいます。
心にあるネガティブな感情を整理しきれない状態で、新たにネガティブな
感情が生まれてくると、その感情は反応しあい、さらに大きなものへと
膨らんでしまうのです。
*参考書籍