『自分の選択を見直そう』*誰でもできる成功への提案56
『人生は選択の連続で、良い選択もあれば悪い選択も
あります。そしてそれらの選択が行く先をきめます。』
偉大な野球選手のヨギ・ベラは、ハーバード大学の講演で、
「生きていれば必ず分かれ道にぶつかる。そこから逃げるな」
と語りました。
「何を着るか」「どこへ行くか」「何を食べるか」など、
私たちは常に選択していますが、その選択の多くは
習慣に従い無意識のうちに行っています。
昼食で行ったレストランでは、単にいつもの習慣で
オーダーしているかもしれません。
仕事では、単に慣れ親しんでいるという理由だけで
いつも同じ選択をしていないでしょうか?
いつもと違った選択をすると、どうなるか?
ということを考えてみましょう。
食事のとき、本当は何がたべたいのかをじっくり
考え、体に良い食べ物をオーダーしてみる。
仕事のとき、もっと生産的でクリエイティブな
やり方を選択してみる。
家に帰って、真っ先にネットサーフィンを始める
のではなく、家族と有意義な時間を過ごす。
そうすると、どんな気分になるでしょうか?
毎日の自分の選択を見直し、今日はいつもと違う
選択をしてみましょう。
多くの人が、自分自身に対して無関心で、
無責任に生きているように思います。
私たちはもっと自分に関心を向け、責任を持って
生きていくこと、つまり、自分をもっと丁寧に
扱ってあげるべきだと思います。
余談ですが、自分に関心が向けられないということは、
他者に対しても同じく関心が向けられない、
ということになります。
そのことが、コミュニケーションがうまく取れない
要因のひとつであることは、スピリチュアル、心理学など
あらゆる分野において、警鐘が鳴らされていることです。
同じ選択が悪い、常に違う選択をしましょう、という
ことではありません。
いちいち自分の行動に対して確認をしましょう、
ということなのです。
自分自身に問いかけ、その答えを自分からもらう
作業は、とても楽しく面白いものです。
今まで気が付かなかった自分の新しい一面や
能力を見つけたり、そのことにより良い結果が
出せたときには、さらなる自信にもつながります。
「困らない」ということと「満たされる」という
ことは、イコールではありません。
また、「選択」ということと、「継続」ということに
対しての「習慣」の意味を、はき違えないように
気を付けなければいけません。
*参考書籍
「誰でもできるけれど、
ごくわずかな人しか実行していない成功の法則」
---ジム・ドノヴァンーーー