『人それぞれの事情』*怒りをおさめる技術8

自分より立場の弱い人に対して、やたらと怒鳴り散らしたり怒りまくったりする「威張りんぼ」のような人に遭遇することもありますよね。

その人がそれほど親しい間柄でない場合は「この人はこういう人なんだな」と半ば諦めもつきますし、「ハイハイ」とやり過ごすこともできます。

しかし、仲の良い友人や同僚や仲間などの場合、同じようにやり過ごせないことが多く、むしろ親しいからこそ「なぜ?!」と怒りがこみあげてきたりします。

「どうしてわかってくれないのか?」
「自分はいつも味方しているのに」

相手に裏切られたと感じる瞬間、「こういうヤツだったのか」「その程度のヤツだったのか」という落胆の気持ちが怒りになり時に恨みになったりもします。

もし、あなたが友人関係においてこういった経験を繰り返しているのであれば、もう一回り自分の視野を広げてみることで、怒りによるストレスは大きく軽減されるかもしれません。



それは、あなたには常に考え方や気分があり、またそれが刻々と変化するのと同様に、相手にも気分や考え方があり、それは常に変化していく、ということです。

いくら気の合う仲間や友人とは言え、あなたと全く同じ人間でないことは十分に分かっていることと思います。

ただ、同じ価値観や志向などその同調できる部分において「気が合う」のであり「同意、賛同できる」ということであって、それ以外の部分においては意見が合わないこともあれば気乗りしない場合もあるのです。

つまり仲が良いというのはお互いに共鳴する部分が大きい関係ということです。



あなたが他者の良し悪しを判断しているように、相手もまた他者の良し悪しを判断します。

たまたまその時のあなたの言動が相手に受け入れられなかったからといって、そのことにいちいち腹を立てたり恨んだりすることは、エネルギーの無駄使いです。

あなたもまた、誰かを受け入れない場合があるのではありませんか?

大人であれば皆それぞれに自分の価値観で物事を判断しているわけですから、いくら仲の良い関係であったとしても、合わない部分があって何ら不思議なことではないハズです。



人それぞれの人生があり生き方があり価値観や考え方があり自由があります。

仲が良い関係だからといって、あなたの全てを受け入れ赦すためだけに存在している人というわけではないということを理解して、良い距離感を保ちながら付き合っていくのも円滑な人間関係においては大切なルールですネ。




*参考書籍
「感情の整理」が上手い人の70の技術
「感情の整理」が上手い人の70の技術

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