『敵か味方かと区別しない』*対人トラブルをかわす技術6

誰もがお互いに分かり合える部分と分かり合えない部分があり、人によりその比率は違っています。

コミュニティーにおいて、好きな人、気の合う人というのはお互いに分かり合える部分が多いという事です。

ただ、感情の整理が下手な人は、そんな気の合う人に対してもしばしば裏切られたという感覚を持つことが多くあるのです。

「まさか彼女(彼)に反対されるとは思いもしなかった」「彼だけは信用していたのに」「私が嫌がることぐらい分かりそうなものなのに」…といった具合です。

自分が他の人よりもその特定の相手を信頼していたからこそ、相手が自分の期待と違った反応を示した時、そのショックは大きく、許せない気持ちも大きくなるのです。



また、普段は気の合わない相手がたまたま自分の意見に同意してくれるような時には「何か裏があるんじゃないか?」「おべんちゃら言っても騙されるものか」と、かたくなに心を閉ざし、一層身構えたりもします。

信用していた人が自分に同意しないにせよ、信用していない人が自分に同意するにせよ、こういう観点だけで相手を推し量っていると、周囲はすべて裏切り者になり、誰一人として信用できない…ということになりますネ。

こういった受け止め方は他人をすべて「敵・味方」に区別してしまうことから生まれますが、現実の人間関係の中に、本当は敵も味方もないのです。



単純に、その一人の人の中に共感できる部分とできない部分、そしてグレーゾーンが存在しているだけです。

そして、共感できる部分が多ければ「仲が良い」「好き」と感じ、共感できない部分が多いほど「仲が悪い」「嫌い」と感じるだけです。

共感できる部分とできない部分の比率の感じ方は人によって違うものです。

他人を「敵・味方」で区別し、認識し続ける心のままでは、平和な人間関係は育ちません。




*参考書籍
「感情の整理」が上手い人の70の技術
「感情の整理」が上手い人の70の技術

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