『上から目線になっていないか』*怒りをおさめる技術9

人との関係を上下意識で捉えてしまうと、不必要なトラブルを招き、結果、怒りを生む原因となってしまいます。

「自分の方が優れている」という価値観の元に他人と接していると、それが無意識であったとしても、必ず相手にその態度は伝わります。

「上から目線の態度」で接せられることはとても不快で、上から目線の人に快く対応できる人もそう多くは無いでしょう。

自分に置き換えて考えれば分かりやすいと思います。



また、自分の方が優れているという思い込みは、相手を不快にするだけでなく自分自身を傷つける要因ともなります。

自分より下に見ていた相手がことのほか何かに詳しかったり優れていた場合、自分のプライドが傷つき、バカにされたような気分を自分勝手に味わう羽目になり、それが怒りの感情として現れてしまうのです。



感情の整理が上手い人の特徴として、誰に対しても腰が低い、同じ態度で接することができるということがあります。

技術や知識、経験など、明らかに自分よりも劣ると思われる人物に対しても、感情の整理が上手い人は決して上から目線で接することはありません。

これはポーズやタテマエではなく「その人自身がそうである」ため、こういった感覚を持ち合わせない人に同じ対応ができるものでもないのですが、仕組みとしては「誰だって自分を丁寧に扱ってもらえると嬉しい」という、しごく単純な図式ですネ。

誠実に対応してくれる相手には素直に接することができる、というのがヒトの心理ではないかと思います。

つまり、感情の整理が上手い人はネガティブな感情を生み出さない環境を、自ら作り上げているとも言えます。



不要なプライドや不要な上下意識を捨てた循環の中に、不要な怒りが発生する余地はありません。

相手の態度に腹が立つ…という時にこそ、自分は相手に対して誠実な態度であったかどうか?ということを見つめ問いかけてみることも大切です。




*参考書籍
「感情の整理」が上手い人の70の技術
「感情の整理」が上手い人の70の技術

コメントを残す

サブコンテンツ

PAGE TOP