『妄想力を高める』*怒りをおさめる技術2

そもそも、普通の人であれば、何もないのに「怒りを覚える」
ということは少なく、おそらくあなたの怒りも「何か」原因や
理由があって、その反応として「カッとなる」でのはないでしょうか?

それは対人関係であれば、その理由や原因の多くが
「相手の言動や態度」によるものでしょう。

つまり、「相手があなたを怒らせる」のですよね?



では、あなたは普段、他人に対してどういう言動をしているでしょう?

常に意味もなく誰かを怒らせたいと思っているでしょうか?

実は、そういった人はそれほど世の中に多いものではありません。

確かに、世の中には悪意の塊のような人間も存在するのですが、
あなたがそういった特殊な人に遭遇し続けるほどの数は存在していません。



要は「相手が悪い」という思いが先に立ってしまう…これは
人間の持つ自己保存の習性からくるものなので仕方がないのですが…
そういった習性を自分も持っている、ということを理解する必要があります。

つまり、相手が悪いという思い込みの可能性もゼロではない、ということです。

ですので、ここでひとまず「あの人はなぜ?」と考えるようにします。

相手もあなたと同じ人間であることを忘れないでください。

あなたが理由なく行動しないのと同じで、相手にも必ず「そうする」
理由が存在しています。




「どうして敵対してくるのか?」「どうしてこんなことを言うのか?」
「どうして反抗的なのか?」「どうしてイライラしているのか?」

そういった「なぜ?」の先には必ず何らかの推察ができるはずです。

「あぁ…きっと仕事が上手くいかないんだろう」とか「家庭で何かあったのかな?」
とか、その答えは正解でも正解でなくてもどちらでも良いのです。

相手の気持ちや状況など、「なぜ相手がそうしているか?」ということに想いを馳せ、
いろいろと妄想していくことで、冷静さを取り戻すことができてくるのです。



怒りは、極端な言い方をすれば自分の身に起こった出来事からの
偏った情報による自分本位の感情の機械的反応…と言っても過言ではありません。

このことをいきなり受け入れることは難しいかもしれません。

ですが実際に、あなたも気が付かないうちに、そうとは知らずに、
何かの拍子に、誰かに対して不快な言動を取ってしまっているかも
しれない
のです。

そしてその相手があなたに対して怒りを覚たとしても、それは相手の
勝手な判断によるものです。

ですので、あなたが怒りを覚える相手も「そんなつもりはない」のかもしれません。

あるいは相手とあなたとはそもそも価値観がまったく違う人種なのかもしれません。

相手に対しての「妄想力」を高めることは、
自分の怒りに振り回されたくないと思う人には、必要なスキルとなります。




*参考書籍

「感情の整理」が上手い人の70の技術
「感情の整理」が上手い人の70の技術

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