自分の幸せを数える。
他人の幸せの数を数えても、
他人の不幸の数を数えても、
自分の幸せは増えも減りもしないんです。
例えば周囲の愛情を受けてなお、
不満が大きすぎて、その愛情を受けている幸せに
気が付かない人も多く存在します。
そういう人に遭遇すると
「どうしてあの人は自分の幸せに気がつかないのだろう?」
「早く気がつけばいいのに」と
なかば、苛立ちをおぼえることもあるでしょう。
そういう時って、
「なぜ自分は今、イラってしたのか?」
それを考えてみることが大切です。
もし
「私のときは、、、だった」とか
「私だったら、、、なのに」と思う気持ちが見つかったら、
それは、「自分とその人」の幸せを比べているだけ
かもしれません。
「もし、自分がそうしてもらったら、嬉しい」と
感じるとしても、当の本人はそれほどでもないのかも
しれません。
その人は、あなたではないのです。
そして「私だったら」は、自分の価値観で、誰のものでも
ありません。
それに
「気がつかない人」って、「気がつくまで気がつかない」
のです。
「気がつかない人」にイラっとしたり怒ったり
残念がったりしても、その人が幸せになるわけでも、
あなたが幸せになるわけでもなく、むしろ、あなたが不快に
なるだけかもしれません。
誰も幸せにならないことに、貴重なあなたの時間や労力を
使うのは「どうかな?」と思います。
そうであれば、「自分の幸せ」をかみしめて、その事に感謝しながら
平和に暮らすほうが、よほど有意義だと思いませんか?